自分から復縁を迫って来て、また振るのはなぜ？

Amazonプライム・ビデオで「ママと恋に落ちるまで」というアメリカのドラマを見ているんですが、この主人公のテッドという男性、結婚願望が強いのです。

何が何でも結婚したい、なので色んな女性にアプローチするんですが、フラれてばかり。

そこである時思いつきます、「そうだ、昔自分が振った元カノに連絡してみよう」と。

早速それを実行に移すテッド。

３年前に酷い振り方をした女性の家を訪ね、誠心誠意謝ります。

「あの時の僕はまだ未熟だった、もう一度チャンスをくれないか」と。

最初は怒っていた元カノでしたが、彼の誠実な態度に免じて許し、復縁することになります。

前に二人が別れた理由は、テッドに結婚する心の準備が出来ていないせいでした。

でも今度は違う、僕は結婚したいんだから、と元カノと以前のように楽しい時間を過ごすのですが、ある時ふとまたテッドは思い始めます。

「やっぱり彼女じゃない」と。

そしてまた別れたいと言い出す。

私は見ていて最初は「何だこのテッドという男は！」と思いました。

しかし実は元カノも、３年ぶりに家まで謝りに来たテッドを迎え入れ、その日のうちにベッドインしてしまっている。

つまりテッドから見ると、簡単に手に入り過ぎてしまっている。

さらに僕は以前とは変わったと言ったテッドのプロポーズをすぐにも期待して、何度目かのデートで「私の両親があなたに会いたがっている」と言い出します。

彼は元カノに連絡するまでは、結婚したいと思っていたはずなのに、彼女のそうした様子をまた段々重荷に感じて来て「やっぱり彼女じゃない」となってしまう。

つくづく「追いかけると逃げる」の見本のようなエピソードだと思いました。

この話から、元彼が復縁を迫ってきたときでも、気を付けておきたいのは

・簡単に最後まで許してはだめ
・結婚を焦らない

ということです。

この彼女は良い人なんだと思います、すぐに心を開き、無邪気に気持ちをぶつける、しかしどういうわけか、人間の心の中には、そういう「簡単になびく人」＝「価値の低い人」とみなす傾向があるのかもしれません。

ならば、そこに嵌まらないように気をつけようというわけです。

テッドがとても勝手な事に変わりはないんですが、彼女にも彼をそうさせる要素があった、そこに気づいて自分も変わらないと、また同じ悲しみを繰り返すことになりかねません。

もし元彼の方から連絡が来たのなら、気持ちの盛り上がりは彼の方がきっと上です（テッドもそうでした）。

なので、こちらはゆったり・おっとり、焦らしながら進むことです。

こちらの方が更に盛り上がってしまうと、ふっと向こうが冷めてしまう、残酷だけどそんなこともある、だから気を付けようという話です。

電話占いで復縁について占ってみました