ウィリアム王子とキャサリン妃の復縁から結婚まで

近年で一番ビッグな「復縁から結婚したカップル」と言えば、英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃ではないでしょうか。

この２人のなれそめと、破局から復縁・結婚に至るまでを見ていきましょう。

出会いはセント・アンドリュース大学でクラスメイトとしてでした。

校内で開かれたファッション・ショーで、ウィリアム王子がモデルを務めていたキャサリン妃を見初めたことは有名です。

そこから交際がスタート、順調に愛を育んだものの、2007年4月に２人は破局を迎えます。

この原因については色々言われていますが、報道では、王子が彼女との結婚を決心出来なかった事が一番大きかったとされており、その時25歳だったキャサリン妃は、潔く別れを受け入れました。

この時、女性の側がすがりついたりしなかったことは、後の復縁に際して非常に有利だったと思います。

お相手は育ちの良いジェントルマンで、世界有数の大富豪でもあり、いずれは国王になる男性です。

もう少しでその男性と永遠の絆が結べそう・・・という時に、潔く別れを受け入れる。

これが出来る女性はそう多くは無いのではないでしょうか。

また逆の立場で考えると、それほどの地位にある男性にとって、結婚がどれほどの重みを持つ事なのか、計り知れない責任と重圧があったと思われます。

特にウィリアム王子の場合は、父君のチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚が破綻するさまを間近で見ており、その後の母君に起こった悲劇も思春期に体験しているだけに「結婚」に対する恐れと不安がとても強かったと言われています。

そういう男性に、結婚を急かしてはいけない事を、キャサリン妃も感じていたのかもしれません。

しかし彼女とてこの時25歳、ふさわしい男性と出会って結婚し、子供を持つ事を考えれば、決して結婚に早すぎる年齢というわけではありませんでした。

ウィリアム王子と別れてからのキャサリン妃は、さぞやショックを受けるだろうという、周囲の予想を裏切って、活発に自分の生活を充実させていきます。

手始めにウィリアム王子と破局してすぐ英国を離れ、アイルランドで知人の芸術家の個展を手伝いに行きます。

これはキャサリン妃のお母さんも一緒だったそうですが、破局についてマスコミに詮索されないよう、娘を気づかった母心だったかもしれません。

その後、英国に戻った彼女は、小児病院の寄付金集めのチャリティに参加を表明しました。

これは女性だけのボートチームでレースに出るというもので、早速キャサリン妃は毎日早朝から行われるハードなトレーニングで、とにかく何も考えず、ひたすら体を動かすという事をしていたようです。

この頃はもし悲しいからと言って家でテレビでも見ていれば、嫌でも王子の事を思い出してしまう時期だったはずです。

この時に積極的に人の輪に入って、スポーツに打ち込んだというのは、復縁までの冷却期間の過ごし方としても、とても賢い方法だったと思います。

さらにキャサリン妃は社交生活にも精を出し、あらゆるパーティや慈善イベントにドレスアップして参加し、笑顔を絶やしませんでした。

心の中はもちろん楽しくはなかったでしょうが、周囲に破局で傷ついた様子は一切見せず、いつでも自分は充実した生活をしているように振る舞っていたそうです。

このあたりも「ルールズ」に書かれている通りの対処法で、男性と破局したのちは、積極的に他の男性とも社交やデートを楽しむ努力をするよう、推奨されています。

　

　

心の中はどうであれ、自分が失恋で傷ついていることを周囲にアピールしてはならない、とあるのです。

ましてやキャサリン妃の場合は、自分がパーティで楽しんでいる様子は写真に撮られ、それは新聞や週刊誌に載り、王子の目に触れる可能性が高いわけです。

となるとこの「私は例えあなたが居なくても大丈夫、楽しくやっているわ」という暗黙のメッセージは、王子の心を揺さぶるのにとても効果的だったはずです。

さらに重要なポイントは、キャサリン妃が破局以降、ファッションの傾向をより大胆にセクシーに変えた、という点です。

ウィリアム王子と一緒だったころは、王子のガールフレンドとして、人前で恥ずかしくない上品な服装、控えめなファッションだった彼女が、フリーになってからはオフショルダーのトップスを着たり、トップスの丈やスカート丈もぐっと短くなったりと、かなりセクシーなファッションに切り替わりました。

これも離れている間に、王子の心を揺さぶる効果があったと思われます。

グッとセクシーになった彼女が自分以外の男性と踊っている・・・いくら別れた彼女とはいえ、こんな写真を見て嬉しくなる男性はいないはすです。

ただしキャサリン妃のすごい所は、そんな装いで男性たちの目は惹いても、誰ともダンスをする以上の仲にはならず、フリーの立場を貫いていた点で、この事から多分、彼女の気持ちは別れていた間もずっとウィリアム王子にあったことが伺えます。

それにどう考えても、王子以上の男性など、そうそう見つかるはずもなかったのでしょう。

ともかくひたすら忙しく自分の人生を充実させていたキャサリン妃は、別離からおよそ２ヶ月後、ウィリアム王子から復縁の申し出を受けました。

復縁には「冷却期間は3ヵ月～半年」というのが定番の説ですが、お相手がウィリアム王子のような「再会するチャンスが限られる人」の場合は、3ヵ月という期間にこだわるよりも、貴重なタイミングを逃さない方が重要なようです。

この２人の場合は、別離からおよそ２ヶ月後に、共通の友人が催したパーティで再会し、復縁という流れになりました。

もしこの時キャサリン妃が「復縁まではあと１ヶ月、冷却期間をおかなければ・・・」と考えて、このパーティに行かなかったら、彼女は王妃になっていなかったかもしれません。

巷のセオリーより、その時のチャンスとタイミングで動いた方が良い場合もある、という好例だと思います。

そしてもう一つ、王子からの復縁の申し出を受け入れるにあたり、キャサリン妃は「この復縁には確かな理由が必要」だと告げたそうです。

これはずばり「婚約、そして結婚するのでなれば復縁は受け入れられない」という意思表示だったと思われます。

もともと別離の原因は、ウィリアム王子が結婚を決意出来なかったからだったとすれば、その辺りをうやむやにして復縁しても、また同じ事が繰り返される可能性があります。

キャサリン妃は復縁する際にそこのところを、しっかり確認して、これ以上自分の若い時間を無駄に費やす事がないよう、賢く振る舞いました。

そしてついに、ロイヤルウェディングを迎えたわけです。

こうして順を追って見てみると、キャサリン妃の行動はまるで復縁のお手本のようで「別離から復活愛を遂げて結婚するにはどうするべきか？」そのヒントに満ちていると思いませんか。

• 別れを告げられた時は潔く受け入れる
• 傷ついている自分を周囲にさらけ出さない
• 離れている間は自分磨きと社交に専念
• ファッションやメイクにも力を入れる
• スポーツでもやもやした気持ちをを発散
• 復縁する時は、お相手に今後について考えさせる

これらのポイントは参考に出来ると思います。

例え王子様でも一般人でも、人の心に動きにはそう違いはなく
相手の気持ちを尊重し、自分を大切にすること。

その先に幸せが見えてくるんだなあと実感できる話ですね。

電話占いで復縁について占ってみました