「愛してるけど、好きじゃない」という男性心理

今「カルテット」というドラマをやっていて、これを見ていると男女間の心の動きがよく分かる場面が、ちょくちょく出てきます。

特に復縁の参考になるのは、松たか子と宮藤官九郎演じる夫婦間の関係です。

この夫婦は、元々彼の方が彼女に夢中になって結婚したのに、最終的に彼女にウンザリしてしまうんです。

女性の側からすれば「最初はあんなにラブラブだったのに、私の事が好きだったはずなのに、どうして？」と思いますよね。

その過程が、ものすごく分かりやすく描かれていました。

どうして彼は彼女に幻滅したのか、何を不満に思っていたのか。

これは夫婦間のストーリーではありますが、結婚していなくても、全てのカップルに思い当たる瞬間があるだろうと思いました。

例えば、

・「最近出来たカフェに行ってみよう」という彼に、彼女は「家でコーヒー飲めるよ？安いし」と答えた

→ 経済的な考え方は大切ですが、あまりにも所帯じみてしまうと、彼女が異性というより家族に思えてくる

・出会った頃は、イキイキと仕事をしていた彼女が仕事を辞めてしまい、話題がご近所の話とテレビの話ばかり

→ 仕事を辞めたのは、事情があっての事でしょうが、あまりにも狭い範囲の話題ばかりだと、退屈に思われてしまう事がある

・彼にとって大切な思い出の品を、適当に扱ってしまう

→ 彼女に悪気はなかったのですが、これにより彼の気持ちが決定的に傷ついてしまった

―――――― 私はこれを家で夫と一緒に見ていましたが、ちょっと無言になってしまいました（笑）。

どれも女性側から見ると、やってしまいがちな事で、でもそれが男性からすると幻滅しちゃうというか、恋が冷めるような事なんでしょう、すごく勉強になりました。

でも男性側は、それでも彼女が嫌いにはなっていないんです。

そこでタイトルにもある一言「愛してるけど、好きじゃない」を彼がポツリとつぶやきます。

つまり彼女を愛しているけど、もう一緒に居るのは無理、という事です。

これって復縁を望む場合にも、ぴったり当てはまる事ではないでしょうか。

別れてしまったのは「何かの理由（あなたは気づいていないかもしれない）で、一緒に居るのはもう無理」ということで「あなたが嫌いだから別れる」のではない。

男性側は、色々ウンザリはしてるけれど、それでも彼女が嫌いにはなっていないんです。

何が別れの原因だったのか、自分で振り返る（復縁を叶える上で必ずしなければならない、重要な事です）のに参考が欲しいのであれば、「カルテット」第6話は、とても参考になります。

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見ていない（特に女性）方は、本当に参考になりますので、ぜひ今からでも見られる事をおすすめします。

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