ちょっと待ってその電話占い、透視？それともバーナム効果？

先日、深夜番組を見ていたら、アイドルプロデューサーの女性が電話占いをストレス解消法にしているという話が出てきました。

それはもふくちゃんという方で、普段仕事で色々なアイドルを手がけているそうですが、ストレスも多く、それを占いで解消していると言うのです。

彼女はこれまであらゆる占いに何十万円もつぎ込んだそうですが、その中でも印象深かったのが電話で行われる透視占いで、長崎の鑑定師さんだったそうです。

ただ、長崎の方は透視と言いつつ、最初に彼女に生年月日などの情報を尋ねてきたという話で、それを聞いていた脳科学者の中野信子さんは「あ～、それは・・・透視じゃないかも・・・」という話になりました。

中野さんの説（推理）では、占いで最初に生年月日を聞かれれば、その人の生年月日から割り出される古今東西の占いをヒントに出来る、その可能性があるという話でした。

それは「バーナム効果」という、占い師の話術としてオーソドックスな手法。

この「バーナム効果」とは「あなたはしっかり者だけど、内面は傷つきやすい」「いつもは男っぽい性格だけど、恋愛面では女性っぽさが優位になる」など、正反対の事象を組み合わせたりして、話を聞いている人に「これは私の事だ、当たっている」と感じさせる技であり、大体どんな人でも二面性はあるので、何かしら当たるという、心理テクニックの一つだそうです。

ただ別にこれ自体、何も悪い事ではなく、それによって相談者のストレスや悩みが解消され、心が晴れるなら、その占い師はしっかり仕事をしていると言えます。

特に彼女の場合は占いが当たるかどうかより、ストレスが軽減されることがお目当てなので、それでもＯＫなわけです。

ただ彼女はこの生年月日を聞かれた占いに、何と８万円も支払ったそうで、その話を聞いていたら電話占いウィルやヴェルニは、やっぱり良心的なんだなと改めて感じました。

ウィルもヴェルニも

・無料で鑑定師の実力が試せる
・１分ごとの明朗会計
・生年月日等の前情報は一切無しで霊視で占える

といった条件がクリアされています。

何より前情報なしで占えるという事は、上記のバーナム効果は使えないので、本当に実力がないと難しいと思います。

また昨今は大手の電話占いで鑑定師となるには、厳しいオーディションを通過せねばならず、一定レベルに達していない方は登録できない仕組みになっています。

ですから例えば知り合いの口コミなどをたどって、個人で開業している占い師さんにお願いするのに比べ、オーディションを通過した精鋭が揃った大手の電話占いの方が、本当に当たる占い師さんに出会える可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

もちろん本当に凄い方、どこにも所属せず、ひっそりと個人で開業されている占い師さんもおられる事は知っています。

しかし何のつてもコネも無い人が、いきなり自力で本当に凄い人にたどり着ける確率は、限りなく低いのではないでしょうか（鑑定料も幾らになるのか気になります）。

その点、大手で安定した評価があるところに所属している鑑定師さんであれば、それだけで一定のクオリティに達している方である事が分かりますし、何より料金も明朗で安心です。

また番組では、占いをより自分のために活かす考え方も紹介されていて、参考になりました。

何より最近はテレビで業界人の方が「電話占いが面白い」と、話せるくらい電話占いもメジャーになったんだなぁと、感慨深い気持ちになりました。

電話占いが始まった頃、多くの人が抱いていた怪しさが大分薄れて、エンターテイメントとしても認められてきているのかな？という気がした出来事でした。

電話占いで復縁について占ってみました